清澄白河
清澄白河に行ってきた。
Chim↑Pomの展示会を見に行った。

無人島プロダクションのサイトより。
hiromiyoshiiのアートスペースにて行われている、「友情か友喰いか友倒れか/BLACK OF DEATH curated by 無人島プロダクション」。
だいぶ激しいことをしていた。
自分にはちょっとわからなかった。悪ノリにもみえなくもない。
でも、そういうことを自由にやれるのがすごいと思った。
BLACK OF DEATH
これは、「カラスの剥製を持つと、カラスが集まってくる」という剥製屋さんの言葉を実行したもの。
なんだこれ笑 すげーカラスがいっぱい。魔法のようにカラスが集まってくる。渋谷、原宿、国会議事堂の前まで。
カラスを呼んで、派手な格好をしたエリィが立つ。何だかもう…
あと、渋谷のねずみを捕まえた、スーパーラットなるものの展示もあった。
ピ○チュウー色に染められたそれは、楽しそうにジオラマの渋谷を飛び跳ねていた。
近くには、渋谷でねずみを捕まえている様子が映し出されている。
ゴミ袋蹴ると、出てくるのね。いっぱい。
そして、この日、一番びっくりというかショックというか衝撃的だったのが、友情か友喰いか友倒れか。
メンバーの一人の男が、渋谷で捕まえた?ねずみとカラスと一緒に、狭い部屋に住み、それを展示するというもの。
日記と、映像と、本物がそこにあった。
中をのぞくと、何かしている。
ループする映像には、なにやら男が言っている。
日記を読む。
壮絶なものがあった。
意味とかを求めたらいけないのよね、こういう場合。
アートは爆発なわけだし。
でも、考えないことは、放棄なわけだから、考える。
日記では、すっかりねずみとカラスと仲良くなっていた。
しかし、カアタンは、何日前に亡くなっていたようだ。
物音がしたので、中をのぞくと、カラスのようなものがいる。
初めてこの小屋(作品)を見たときにいた、黒いそれは、カアタンであった。

suzukiq.blog.ocn.ne.jp/
ここで、タイトルの意味がわかる。
友情か友喰いか友倒れか。
映像と日記と、現在がリンクして、何ともいえぬ哀愁に襲われた。
何よりも、会場のにおいが気になっていた。
気のせいでは無かった。
そろそろ2週間を経つ生活のにおいだった。
芳香剤と混ざって、薬品のようなにおいになり、鼻腔にも、服にもそのにおいが残った。
全てを理解した後に来るから困ったものだ。しばらく嗚咽と、咳とが止まらず、コーラを買った。
このあと、清澄白河に来たノリで、東京都現代美術館に行く。
ジブリ展も行きたいけど、予約はもちろんしてないので、行けず。
パラレル・ワールド展を見ることにした。
ユーグ・レプがキュレーターとなって、世界のアーティスト10人を集めた展示会。
フランスを中心とした、現代アートの世界がわかる、とサイトにあった。
確かに、今までにないような(絵画などではなく、様々な手法や材料を使って作品が使われている、という意味で)、新しい感じの作品が多かった。

名和晃平 《PixCell[Coyote]》 2004年
撮影:木奥惠三 courtesy of SCAI THE BATHHOUSE
名和晃平さんの作品が印象的。
剥製(あ、まただ。何たる偶然か)が、不思議な箱に入れられていて、3Dの映像をみているような迫力があった。

アラン・セシャス 《霧の日々 VI.出会い》 2006年
© Alain Séchas-ADAGP Photo: Florian Kleinefenn
courtesy of the artist & Galerie Chantal Crousel
この作品も、連続であることで、何ともいえない感覚になっていく。
ユーグ・レプ自体も、「観客が見ることで、作品になる。」とM,デュシャンが言っていたようなことを考えていたようで、どのように感じ、作品を見るかは自由である、と言っているようだ。
現代アートは、どのように理解したらよいか難しい。個人的に。
ただ、作品そのものがキレイで、精密であり、また、自分が入る、触るなどして感じる作品といった、ひと工夫があることが好きな理由でもある。
他にも、現代アートを集めた展覧会が近く開催されるようなので、また足を運んでみたい。
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