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完全な記憶装置

というものはあるのだろうか。
あらゆることを忘れすぎていて、今あるものは何なんだろうと思ってしまう。

今日は、記憶と、それから情報についてちょこっと。


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忘れるということから少しでも逃れるために、少しでも自身に定着させるために読んだ本や観た映画を書き留めることをしている。
それをたまに読み返すのだが、読んでみて幻滅する。

全く内容を思い出せない。

書いたその瞬間は何度も読み返してもその情景を思い出せるのだが、しばらく経つと、自分が本当にそれを読んだのかどうかわからなくなるくらい思い出せなくなる。
その画面の中の自分の文章は、何かを伝えようとしているが、全く自分に伝わってこない。書いた本人がそうなのだから、全くの他人には何の意味もない記号の羅列になってしまうのではないだろうか…

また、文章に誤字脱字が意外と多いことにも気づく。
内容も、こいつ、アホなんじゃないか、と思うような酷さで、よくもまぁこんなことを…となって地味にへこんでいる。
何回か見直しをしているはずなのに。
携帯で書いた文章もあるのだが、それにしても、すぐわかるミスをしている。

それは、単なる自分の文才のなさや、記憶力のなさだけなのだろうか。

自分で何かを体験して、自分にしかわからない感情の変化があって、それを感情が一番出ている文章にして書く。
そうしておけば、読み返したときにそのときの他の記憶も甦る、はず。

なんだけどなぁ…

意外とそうでもないみたい。

それを防ぐためには、もっと詳細に記述するべきなのかな。
やり方が悪いのか、装置が悪いのか。
記述する際に、関連をできるだけ多くするしかないのかもしれない。
あと、表現で多少遠慮をやめればよいのかも。

二つ目。
情報について。

【DVD】七夜待/長谷川京子 ハセガワ キヨウコ









ハセキョーがただただえろい。

『七夜待』を前情報なしで、勢いで観に行った。
結果的に内容も濃く、面白い内容だったのだけど、最初のあたりは前情報もなしに観てしまったため、映画の雰囲気がよくわからず、馴染めなかったのもあって退屈になってしまった。

同時に、何かしら情報を知っていれば、と思ってしまった。

その後でふと、映画ってなんで観にいくのだろう?と思った。
きっかけというか、観たい欲というか。
登場人物、キャスト、監督、ジャンル、ストーリー...どれも映画の要素であって、予め知るのが当たり前であるのかな。

で、エンターテイメント、という部類に当てはめて考えてみるなら、ジェットコースターに乗るのと同じことになるのかしら。前から知ってた通り、高さと速さでやっぱり怖かった、みたいな。

他には、何がきっかけになるのだろう。

宣伝とかの前情報を頼りに行くのか、今回の自分みたいにタイトルだけでいくのか、そこに映画があるから行くのか。
最近の話題だから観にいくのか、好きな俳優が出るから観るのか、ある人が押していたから観るのか、~な流れで~なオチだから
観るのか、過去の名作となっているから観るのか、内容を確認するために観るのか。
はたまた、映画館という空間が好きだから行くのか。

テレビでよくある、設定や流れ、酷いときにはほぼオチまでを言ってしまっている映画もある。それは個人的に幻滅してしまう。
でも、何も宣伝しなかったら、誰も見向きもしないのも確か。

なんでなんでしょう。
では、それは、映画だけのことなのだろうか。

人だと、会うまでわからないことがあるし、本は開いてみないとわからないことがあり、音楽も聴いてみないとわからないこともある。
前情報もあると確かにスムーズだが、別になくてもそこまで問題はない。

そう考えると、映画は前情報は欠かせないものかもしれない。
でも、レンタルショップに行くと、CDや本みたいに、何の情報も無くても、気分で選ぶことがある。
そうなると、前情報が要らない、ということになる。

と、ここまで書いてみたのだが、別に映画に限ったことではないことだと思った。
人は何故行動を決定するのか、みたいな大きな話になりそうな気がしてきた。

書いてたら、普通の内容で恥ずかしくなってきた。

今日の結論は、映画は人や本やCDと同じで、前情報があってもなくても選択される。
ただ、映画はハードルが高いよ、ということで、宣伝やらクチコミやらが大きく影響するのかと。

んーorz

自分の映画に対する認識が甘いだけかもしれない。

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